お知らせ
プレシリーズAラウンドにて約4億円の資金調達と新サービス「Deep3」発表
ScanXユーザーおよびLocus Blue関係者の皆様
この度、ローカスブルー株式会社はジャフコ グループ、DNX Ventures、Angel Bridge、エンジェル投資家の有安伸宏、tb innovations、SBIインベストメント、宮銀ベンチャーキャピタルの各社が運営もしくは関与するファンドを引受先とした第三者割当増資ならびに、日本政策金融公庫からの融資により総額約4億円の資金調達を実施したことをお知らせします
今回の資金調達で、ScanXの利用顧客拡大のための営業体制強化およびCTOやVPoE採用をはじめとした開発組織強化を進めて参ります。また、新サービスとして、3Dデータ専用AIエンジン”Deep3(ディープスリー)”の計画を発表したことも合わせてお知らせします。
資金調達の背景
建設業界の事業者数は約47万(2020年3月末時点・国土交通省調査結果)、市場規模は約60兆円にも上ります。一方で、高齢化に伴う労働人口の著しい不足という喫緊の課題があり、建設業界全体の生産性を向上させる必要があります。
<i-Constructionの動き>
2016年に国土交通省が建設業界の生産性を向上させるプロジェクト「i-Construction」を始め、ICT(情報通信技術)を取り入れる動きが本格的に始まりました。現在、測量、設計、施工、検査の一連の建設生産プロセスにおいて3次元データを活用する動きが加速しています。加えて国土交通省は2023年度から公共工事におけるBIM/CIM原則適用(小規模を除く)の方針を打ち出しています。
<デジタルツインの実現など3D点群データの利用拡大への期待>
スマートシティの実現に向けた取組の中でも3D点群データは活用されております。国土交通省では、まちづくりのDX事業を「Project PLATEAU」と題して、全国の3D都市モデルを整備・オープンデータ化が進んでおり、3D点群データの利用拡大が予想されます。
当社は建設業界をはじめとした業界の業務効率化・DXの推進・3D点群データの利活用の推進に向け、事業を拡大していくためにこの度、プレシリーズAラウンド資金調達を行いました。
採用・組織体制の強化について
当社は、創業者である宮谷が海外のスタートアップで経験を積んだ経験からDay1からダイバーシティ豊かなグローバルなチームで構成されているのが特徴です。
エンジニアチームは、基本的に英語で開発を行っており、世界各国から採用した優秀なエンジニアと、スピーディなプロダクト開発を行っております。このような多様性豊かなチームのマネジメントに興味があるミドルマネージャーを募集しています。
ビジネスチームは、建設業界が抱える課題を本質的に解決できるよう、お客様に寄り添いコミュニケーションを意識しています。販売体制の強化のため、チームをリードいただける方を幅広く募集しています。
採用情報:https://locusblue.com/career/(主な募集中ポジション:CTO/VPoE)
チームメンバー紹介: https://locusblue.com/aboutus/
会社note: https://note.locusblue.com/
新サービス「Deep3(ディープスリー)」について
■Deep3について
来年4月に3Dデータ処理専用AIエンジン”Deep3”のベータ版をリリースします。試験的にサービスのテストを始めておりますので、興味のある方はお問い合わせください。
今回の認定で、ローカスブルー株式会社を日本だけでなく世界の方々に知って頂く機会となれば幸いです。本年も残りわずかですが、この認定を受け、一層プロダクト改善に努力して参ります。
■「Deep3」の開発経緯
都市レベルの3Dデータなど、大規模かつ高精度な3D点群データを取得することは簡単になりましたが、最終的に欲しいアウトプットは異なります。例えば、大規模な都市レベルの3Dデータの場合、点群データから建物モデルを作りたい。送電線の3Dデータの場合は、樹木との離隔距離が知りたい。自動運転用のHDマップの場合は、3Dデータから標識などの地物をベクトルとして抽出したい。このような最終的なアウトプットにたどり着くために、現在は、膨大な手作業を必要としています
一方で、既存の完成されたソフトウェアでは、そういった自社のノウハウが詰まった手作業部分を自動処理として再現することが難しくかゆい所に手が届きません。
Deep3は、ユーザーごとに3Dデータ処理アルゴリズムをテーラーメイドし、Web APIとして使用可能なサービスです。TBを越える大容量データの場合は、データをHDDで受領し、HDDで納品することも可能です
サービスサイト: https://www.deepthree.ai/
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